過去50年で最も重要な統計学のアイデアは何ですか





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ここでは、下記のサーベイ論文を紹介しています。


ゲルマンとビタリ、過去50年で最も重要な統計学のアイデアは何ですか? アメリカ統計学会誌(2021)

Andrew Gelman & Aki Vehtari, What are the most important statistical ideas of the past 50 years? Journal of American Statistical Association, 2021.


〇 この論文は、過去50年間(1970-2020)の統計学のアイデアのうち最も重要なものの集合を 紹介したものです。

〇 私たちの研究も紹介されています(←とても多くの研究の中の小さなひとつにすぎませんが)。

〇 上記のリンクからオンラインで読むことができます。 内容は下記のようです。





1. 過去50年間の最も重要な統計的アイデア

    1.1 反実仮想的な因果推論

    1.2 ブートストラップとシミュレーション

    1.3 過剰パラメータ系と正則化

    1.4 階層化されたベイズモデル

    1.5 汎用計算アルゴリズム

    1.6 適応的決定分析

    1.7 ロバスト推論

    1.8 探索的データ解析



2 共通点と相違

    2.1 アイデアから方法が導かれる

    2.2 計算法の進歩

    2.3 ビッグデータ

    2.4 アイデア同士の関係と相互作用

    2.5 他の方法へのリンク



3 次の数十年の重要な統計的アイデアは

    3.1 過去を振り返る

    3.2 未来に向かって






セクション.3.1で、1920年から1970年の発展についても 短く紹介がなされています。考え直してみると、 この100年で統計学はものすごく発展しました。

今から100年後には私たちがまったく予想もしていない理論や方法が 作られているかもしれません。 社会や産業においてもさらに広く深く発展し、ますます利用されるようになるでしょう。